あなたの「普通」や「常識」は通用するとは限らない

日常生活の中で表現としてよく使われる「普通」や「常識」。

「普通」「常識」の二つの言葉って「マジックワード」だなと個人的に思ってます。

特にビジネスの場面で指導する立場の人間が平気で二つの言葉を使うことに対して、部下を説得する場面において、マジックワードを使用ことに対して大反対です。

本記事では私が実際に経験したことを用いて、自分の考えをまとめて執筆してます。

※あくまでも個人的な意見です。

あなたの「普通」や「常識」を誰かに説明できますか?

結論、説明できる人は少ないのではないでしょうか。

「普通」や「常識」ってそれだけ抽象的な言葉なんですよね。

誰かと会話する際に「普通」や「常識」を当たり前に使っていたとしているのであれば、立ち止まって考える必要があります。

なぜなら、それはあなたの無意識の先入観から相手に価値観を押し付けてるだけかもしれません。人それぞれ「普通」や「常識」は異なるのに、なぜか自分を含めた大半の人間が同じ意見だと思い、発言する。それって危険じゃないかなと思います。

あなたの「普通」や「常識」の基準はその人に対して、当てはまるものではないことを認識する必要があります。

「普通」や「常識」を使用する上司から逃げて!

ここからは私が実際に体験した話になります。

ビジネスの場で上司から、

  • そんな普通なこともできないんだ。
  • 君は普通じゃない。
  • 常識がない。
  • 常識的に考えて分かるだろ。

と言われる場面が多々ありました。

ミスした私が100%悪いですが、人格を否定されたような気分になってました。その時、私は自分自身のことを「普通」のこともできない人間なんだ。何もできない人間なんで「常識」すら考えられない人間なんだ。と思ってました。

人格を否定されるような言葉を言われ、当たり前ですがどんどん自分に自信がなくなりました。

そんな時にあの日以前仕事でお世話になっている方と食事に行く機会があり、最近上司から「普通」や「常識」について言われていて、完全に自信をなくしてしまったことを打ち合けました。

そしたら言われた言葉が、、

その上司と距離を置きなさい。あなたがダメになる。

その時思ったんです。

お前の「普通」や「常識」押し付けんなよ!

わたしの上司は完全なブリリアントジョークでした。

ブリリアントジャーク(Brilliant Jerk)とは、優秀だけど周りに悪影響を与える人材の事を指します。直訳すると「華やかな嫌な奴」でしょうか。

出典:https://note.com/somekichi/n/ne458eda5955b

このような上司が指導者の場合に、組織は非論理的な考えを持つ人材が増えるだけだと個人的には思います。結論、私はその人の言葉を真に受け止めることはやめようと考えました。

逃げるが勝ち

ビジネスに限らず、日常生活で自分の価値観を押し付ける人っていますよね。自分の考えを持つことはいいことですが、価値観を押し付けることは正直やめてほしい。

ですが、当事者は価値観を押し付けていることに気がついていないのです。

その時は、その人から逃げて!自分のことは自分でしか守れないから。

「普通」や「常識」ってなんでしょうか。国・文化が違えば考え方も変わります。みんな考え違くて、答えなんて一つである必要なんてないと思います。多様性が進み、個々人の価値観の違いが浮き彫りになったにも関わらず、無意識の先入観から自分とは違う考えの人を受け入れなくてバッシングする。受け止められなくてもまず相手をしる努力をして、相手を認めてあげることが大切なのではないかと思います。

あなたの「普通」や「常識」は、「普通」や「常識」ではないのです。

「普通」や「常識」を受け入れるには多様性のある社会では「共感」が大切なのではないかなと個人的に思います。

いろんな「普通」や「常識」が受け入れられる世の中になりますように。

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