ベネチアはイタリアの北東部に位置する都市。
街全体が世界遺産で運河に浮かぶ美しいその姿は「水の都」と呼ばれています。東京ディズニーシーのモデルとなったと言われている「ベネチア」は日本でとても人気ある観光都市の一つです。
ベネチアのおすすめ観光スポットと訪れてみてわかったベネチアの危機を紹介します。
Index
ベネチアの交通手段
水上バス ヴァポレット Vaporetto
街の人々や旅人にとって欠かせない足となっている水上バスのヴァポレットは、周辺の島へアクセスもできて空港までの線も通っています。
空港からサンマルコ広場までは約1時間10分。わたしがベネチアに着いた日の天候がハリケーンみたいに悪かったのでとても船が揺れましたので、乗り物酔いしやすい方は念のために酔い止めを持参することをおすすめします。
もし観光でヴォポレットに乗船するならば、おすすめは夕暮れ時。
街並みがロマンチックなり、夕日に灯されたベネチアは息をのむほど美しかったです。
宿泊しているホテルから近い乗り場で降りてもいいし、気になった場所で降りてベネチアの小路を歩くのも楽しいです!ベネチアの通りはまるで迷路のように入り組んでいますが、通りの名前が記されているプレートを見ながら歩けば、迷うことなく観光することができます。
ゴンドラ Gondola
ベネチアといえば「ゴンドラ」というほど有名ですよね!
ゴンドラは昔、ベネチアでは移動する手段として使われていたそうです。滞在中も食糧を業者の方が運ぶ姿を多く見かけました。
漕いでくれるダンディなおじさんからベネチアの歴史を聞きながら、ゴンドラでしか通れない場所にも行けてとても良い体験できます。値段は、約40分間で80ユーロです。
観光スポット
サンマルコ広場
サンマルコ広場は「世界で最も美しい広場」と言われています。サンマルコ寺院周辺はいつも観光客で混みあっているため、早朝か夜に訪れるのがおすすめです。
サンマルコ寺院の前にある鐘楼の上から見る景色よりも「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会」の上から見る景色の方がベネチアの街を一望することができ、混雑もなかったのでとてもよかったです。断然おすすめです!
サンマルコ寺院
サンマルコ寺院は、2人のベネチア商人によって運ばれた聖マルコの聖遺骸を安置するために建造された教会です。入場するための長い列が朝早くからでき、ベネチアで人気の観光スポットであることがわかります。
外観も内部も、豪華な装飾で覆い尽くされているこの装飾は、世界中から奪い取ってきた戦利品なんだそうです。壁画や床のモザイクが美しさに驚きます。内部は写真撮影できないのが、残念。
2階のバルコニーからは、サンマルコ広場を見渡すことができます。
入場料は無料です。
ドゥカーレ宮殿
ドゥカーレ宮殿は運河に面して建ち、ベネチアにある歴史的な美術館です。豪華な外観と豪華なイスラム建築の装飾は見どころ。今の大統領の官邸や職場、裁判所として使用されていた場所。
溜池の橋
ドゥカーレ宮殿から新牢獄へ通じる橋。
この橋の名前の由来は、橋を渡った囚人は二度とこの世に戻って来られないといわれ、最後にベネチアのきれいな景色を見て溜息をついたことから名がついたそうです。
リアルト橋
リアルト橋はべネチアで一番大きい橋で周辺にはお土産屋やカフェが多くあります。
橋から見る景色がとてもきれい。夜は昼間とは違ってとてもロマンチックな雰囲気になります。ここで見た夕日もとてもきれい。ベネチアは治安がいいので、夜もぶらぶらと観光できるのも魅力的です。
ベネチアが水没の危機?
運河に囲まれたベネチアは温暖化による海面水位の上昇の影響で年々、水位が上がっています。
このまま温暖化が進めばアドリア海に沈んでしまう可能性も。そうなった場合には、環境問題により街を失うどころか、歴史と文化も失うことになります。
ベネチアを実際に訪れて、これからさらに環境問題にフォーカスすることの大切さや自分が地球のためになにができるのか考えるきっかけになりました。
美しいベネチアを失われないためにも、環境問題を意識することを一緒に心がけましょう。
ぜひベネチア楽しんできてください♡