国立新美術館「ダミアン・ハースト桜」展のレビュー

ダミアンハースト桜

イギリスを代表する現代作家のダミアン・ハーストの最新作「」が5月23日まで国立新美術館で展覧会が開催されています。

なんと、この「」シリーズの絵は5年前から描き続けていたんだとか。30年のキャリアの中でなぜ彼は日本の春を象徴する「」を描いたのか。「ダミアン・ハースト桜」展をレビューします。

ダミアン・ハーストとは

 

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ダミアン・ハーストはイギリスを代表する現代作家で、30年以上のキャリアの中で、芸術、宗教、科学、生や死といったテーマを深く考察してきました。彼の絵は西洋絵画史の成果を独自に解釈し、色彩豊かでダイナミックな風景画が印象的です。そんなダミアン・ハーストは2021年のカルティエ現代美術財団で「桜」シリーズを世界ではじめて紹介し、高く評価されます。満開の桜が、数日のうちに散ってしまう運命のように、ダミアン・ハーストのテーマである「生と死」を暗示するものなのかもしれませんね。

今回はじめて日本で大規模な個展が国立新美術館で展覧会「ダミアン・ハースト桜」が2022年3月2日(水)〜5月23日(月)の間、国立新美術館で開催しています。なんと、今回の展覧会のために107点の「桜」シリーズから厳選して、24点の大型絵画を選び、再構成したそうです。

SNSの影響か平日にも関わらず観覧客は多く、SNS映えを狙ってか若者や女性の姿が多かったです。SNSの影響は偉大ですね。

展覧会で展示されている一部の作品を紹介します。※作品の撮影はOKです。

ダミアン・ハースト「桜」

桜のシリーズは美と生と死についての作品なんだ。」ダミアン・ハースト

ダミアンハースト桜

神聖な桜 / 2018 二連画:カルティエ現代財団

ダミアンハースト桜

早咲きの桜 / 2018

ダミアンハースト桜

儚い桜 / 2018

ダミアンハースト桜

生命の桜 / 2019

今の時期桜は枯れてしまったけれども、もう一度お花見をした気分。きれいな桜に癒されました。ぜひ自分のお気に入りの絵を見つけてみては。

建物が美しい!国立新美術館

国立新美術館

国立新美術館の建物は、有名な建築家・黒川紀章(くろかわきしょう)が設計した美術館です。

「森の中の美術館」をコンセプトに設計しており、曲線のガラスの壁が幻想的。このフォルムがとても美しい。

国立新美術館

国立新美術館には、レストランと3つのカフェがあり、国立新美術館の一番の撮影スポットはこの写真が撮れる3階です。

美術館の中は、ガラス窓から差し込む光と影のコントラストが美しいので、時間によって光の差し込み具合が変わります。

2階にある不思議な造形のカフェ「サロン・ド・テ・ロンド 」は撮影対象として入れると、曲線美の建物といい感じの光加減で素敵な写真を撮影することができます。

乃木坂駅から直結しているので、待ち合わせにも良さそう。

国立新美術館へのアクセス

【住所】〒106-8558 東京都港区六本木7丁目22−2

【開館時間】10:00 – 18:00 (毎週火曜休館) 

【駅】乃木坂

【公式サイト】https://bit.ly/3vaBe6k

 

<ダミアンハースト・桜>

【会期】2022年3月2日(水)〜5月23日(月)

【会場】国立新美術館 企画展示室2E

【観覧料】1,500円(一般)、1200円(大学生)、600円(高校生)※中学生以下は無料

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